カウンセラーの目的も人それぞれ

どんなカウンセリング・カウンセラーを選んだらいいのか。

今日二回目となります。

私の価値観による判断となりますので、ご了承ください。

 

あなたがどうなりたいか。

それも、カウンセリングやカウンセラーを選ぶ上で大事な部分だと思います。

ある枠組み、職場や学校に戻る事でしょうか、それとも、楽になる事でしょうか。

もしくは、理想的な自分になる事でしょうか。

あるいは、社会の中で楽に生きる事でしょうか。

またあるいは、社会の中で自分の能力を発揮する事でしょうか。

 

いろんな目的があると思います。

その目的に合ったカウンセリング・カウンセラーを選ぶ事が大事になります。

カウンセリング・カウンセラーは、全部同じ方向に向かおうとしているとは限りません。

カウンセラーはみんながみんな、あなたの思う方向に行くようアドバイスをしたり、カウンセリングをしているとは限りません。

心療内科や精神科も同様です。

みんながみんな、あなたの思う方向に行くよう、アドバイスや治療をしているとは限りません。

 

そのカウンセリングや治療の先に、あなたが望む状態や状況はあるのでしょうか。

 

 

私が思うカウンセリングとは本来、精神的な自立を目指しているものと思っています。

それは、精神的な成長を促す手法だという事です。

そしてその結果、精神的な症状や問題は減り、楽になります。

元気になり、楽なポジティブ思考が増えていきます。

自分を責める事や、人とのトラブルも減っていきます。

社会とも調和でき、自分の力を発揮しやすくなります。

結果、休職後、元いた職場等に戻ると判断する人が多いです。

とりあえず一旦戻るという人も多いですが。

 

カウンセラーが話を聴いて受容してくれるだけがカウンセリングではありません。

癒してくれるだけがカウンセリングではありません。

 

あなたの望む状態へと近づくよう、あなたが成長するためのあなた自身の向き合いをお手伝いする。

それもカウンセリングです。

 

現在、精神的な自立を目指すカウンセリングではないカウンセリングも多いです。

 

たとえば、あなたに正解を与え、救ってくれる立ち位置。

それは「救済者」であって、あなたを無力者扱いをしています。

それは、カウンセラーではありません。

 

カウンセラーは、あなたの力を信じ、あなたが自分の力を使う事を勧めるものと思います。

受容や共感の時期を経て、癒す期間を経てになる事も多いと思いますが、自分で考え、行動する事を勧める方向に向かいます。

カウンセラーは、救済者でも先生でもありませんから、あなたの正解を知らないので、正解を押し付けたりしません。

あなたと同じ目線で同じ感覚を共有するよう、意識を向けます。

そして、知識と技術によって、あなたが苦しんでいる引っかかりに、あなたが気づき、自力で取り外す手伝いをします。

これが本来のカウンセリングだと思います。

 

しかし、生き方は人それぞれです。

カウンセリングを行う目的、受ける目的も人それぞれです。

それに良いも悪いも無いと思います。

だからこそ、自分の目的とそのカウンセリング・カウンセラーの目的は合っているのか。

それは大事な判断材料だと思います。

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