完璧な人はいない。
前回の続きです。
心の中にドブがない人はいません。
心が清く、正しく、美しい人はいません。
完璧な人はいません。
ポジティブ一色の人はいません。
そう見えているとしたら、その人はそう見せているだけです。
もしかしたらその人は、そういう人に見せる事に、自分の価値を見出しているのかもしれません。
ただ、そういう人に、「あなただってドブがあるのよ」と言うのはやめたほうが得策です。
なぜなら、それはそういう人にとって、「攻撃」と感じるかもしれません。
人が必死に守っているものを暴くのですから。
それでももし、相手にドブがある事を分からせたいと思うとしたら、それは自分の問題です。
それを分からせる事で、相手に対してダメ出ししようとしていませんか?
相手を対して、自分を変えることを強要していませんか?
相手が自分を変えるかどうかは相手の自由です。
そして自分も、ドブがあろうと問題があろうと、自分を変えるかどうかは自分の自由です。