隠していても、本当の気持ちはバレる‼️
人というのは、他人の考えなのにさも自分の考えのように思っていることがあります。
逆に、自分の考えなのにさも他人の考えのように思っていることもあります。
また、相手や状況によってコロコロ考えを変えることもあります。
また、長いものに巻かれたり、権威ある人の言葉を鵜呑みにして上から目線になる事もあります。
いずれの場合も言える事ですが、これらは全て、自分の気持ちや考えではありません。
言われている、感じ取る相手からするとこれら全て、とても受け入れられるものではありません。
どんなに素晴らしい考えであっても、たとえ自分と同じ考えであってもです。
考えというのは、相手は言葉で聞く訳ですが、言葉だけが相手に伝わることはありません。
言葉になっていない本当の気持ちの上に言葉が乗っかって伝わる訳ですから、言葉と本当の気持ちが全く逆であったり、違うものであったら、聞いた相手は違和感を感じます。
言葉に出さなくても、本当の気持ちが空気になって届きます。
人によっては感覚がものすごく鋭く、言葉と本当の気持ちが違う事や言葉に出していない空気の部分を敏感に感じ取るタイプの人も多いです。
エスパーではない限り(笑)、言葉として認識している訳ではなく、感覚的に認識しています。
それを被害妄想であったり、歪んで言語化されている場合も多いです。
もちろん人によっては、言葉を真に受けるタイプの人も多くいますから、そういう人なら言葉を聞いて最初は鵜呑みにしてくれるでしょう。
言葉がなければ、「なかった事」として通るでしょう。
そういう人であっても、本人は気づいていなくても潜在的には感じ取っていますので、いずれは関係性に影響が出る可能性が高いでしょう。
感覚は他人の本心をも感じ取ります。その人自身の中から出てきたものかどうか分かります。
たとえ自覚できていなくても、本当は分かっています。
たとえ言葉を発していなくても。
その空気によって、もしくはその空気をついぽろっと言語化してしまい、結果、他者はその本当の気持ち に気づいて、関わろうとしたり、又は、関わろうと思わなくなり、離れていきます。
空気=本当の気持ち
本当の気持ちは、遅かれ早かれ、相手に気づかれます。
どうせバレる訳ですから、良かろうと悪かろうと言葉で言っちゃう方が話は早いかもしれません。
その方が、相手も違和感なく聞けますし、その言葉に自然な反応を示しやすいでしょう。
自分の期待通りの反応ではないかもしれませんが。
少なくとも相手との関係がこじれて悪化することはないでしょう。
好きなら好き。嫌いなら嫌い。
付き合いたくなければ付き合わない。
付き合いたければ付き合う。
そういう自然な関係になっていくでしょう。
Copyright © 北九州のカウンセリング office HAYAKAWA(オフィスハヤカワ)All Rights Reserved.