コミュニケーション能力について考える🙄

コミュニケーション能力とは何でしょうか。

雑談できる事?

緊張しないで話せる事?

自分の話を端的に話せる事?

確かに、それもコミュニケーション能力です。

しかし、コミュニケーションにはもっと大事な根っこがあります。

それは、

自分自身が「自分の気持ちや考えを理解したいと思っている事。

それがないと、コミュニケーションまで発展できません。

コミュニケーションは、

「自分の言いたい事をちゃんと伝え、相手の言いたい事をちゃんと理解する事」。つまり、

「自分の気持ちや考えを理解してもらう促しであり、他者の気持ちや考えを理解しようとする促し」だからです。

そもそも、自分が自分の気持ちや考えを理解していないと無理なのです。

・自分が嫌い。

・人にどう思われるかばっかり気になる。

・自分が分からない。  等

これらの気持ちは、「自分は、自分の気持ちや考えを理解しようとしているのか」という問いをスルーした結果と言えるでしょう。

どうすれば自分の気持ちや考えが分かるのか。

まずはそこから理解する必要があります。

それは、「感覚」に意識を向ける事です。

ただ、感覚単体では言葉を話しません。

だから、それでは人には伝わりませんし

そもそも、自分さえもわかっていないかもしれません。

自分の思考が、自分の感覚を、言語化する(通訳する)必要があります。

それらの作業を、私たち日本人のほとんどは学んだ事はないし訓練もした事もないと言えるでしょう。

私たちが今話している言葉の多くは、社会の常識や一般的に受け入れられる、「こうあるべき」とか、「普通こう」という他者の考えか、感覚を押さえ込んだ結果、症状として現れた思考「どうせ、やっぱり」等で始まるネガテイブ思考がほとんどです。

他者の考えはもちろん、ネガテイブ思考も、感覚を言語化したものではありません。

感覚を無視して決めつけたもの、もしくは感覚を押さえ込んだ結果出てきたものです。

たまにで良いのです。

言語化しようとしなくて良いので、身体(特に上半身)の皮膚の中で起きている感覚、モヤモヤであったり、違和感であったり、重さであったり、スッキリ感であったり、そちらに意識を向けてみませんか?

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