ネガティヴ思考も自分の気持ち
私たちには、たくさんの気持ちがあります。
歓迎する気持ちもあれば、歓迎できない気持ちもあると思います。
ネガティヴ思考の考えや不安やイライラ等の嫌な感情が、歓迎できない気持ちかもしれません。
歓迎できない気持ち、どういう風にしていますか?
押さえ込んで、出てきたら否定する事を繰り返しているかもしれません。
そういった気持ちをない事にしてしまって、ある事も忘れてしまっているかもしれません。
ない事にした気持ち、どうなるでしょう。
もちろん、なくなりません。
心の奥の奥。潜在意思の中に潜りこんでいます。
そのまま、一生そこで大人しくしていてくれるか。
それは、言い切れません。
言ってみれば、時間設定不明の時限爆弾のようなもの。
たまたま、一生大人しくしてくれたままでいてくれるか。
いつ、どんな形で現れるか。
正直分かりません。
肩凝りや頭痛という形かもしれませんし、
自分を攻撃する思考であったり行動かもしれません。
また、嘔吐や過呼吸等の身体症状かもしれません。
いわゆるストレス性の症状。
それらは、潜在意識に押し込めてしまった、ない事にした「気持ち達」です。
上記の症状のみならず、気持ちが落ち込む、不安、イライラ、感情のコントロールが効かない、問題行動、うつの症状も。
ストレスによる症状は全て、心理的アプローチ(カウンセリング)により改善可能です。
なぜなら、ない事にした、潜在意識に入り込んだ気持ちを引き出すよう促す事をしていくからです。
※ただし、手法・療法・カウンセラーによります。
昨今のポジティブ思考に価値を置く考え方は、この、潜在意識へと移行する気持ちを増やす事になっているのではないかと、私は正直危惧しています。
自分にとって、歓迎できない気持ちもまた、間違いなく自分の気持ちです。
それに囚われてしまうのはきついし、人生を進む上で妨げになるでしょうが、
歓迎できない気持ちをない事にしてしたり、否定していると、いずれそれらが症状や問題行動という形で足かせとなってしまう可能性があります。
歓迎できない気持ちを払拭する。
それも可能ではありますが、ハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。
歓迎できない気持ちもまた、自分の気持ちだと受け入れ、上手に付き合う事ができれば、楽に生きる事が可能になります。
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