今日の公開テストについて
今日、実践型心理カウンセラー養成講座プロフェッショナルコースの公開テストを行いました。
受験者は3名、審査員は5名でした。
午前はミニ講座、午後からはカウンセリングのテストでした。
全体的に各々が自分の力を出し切ったと思います。
見ていて成長を感じ、とても嬉しかったです。
ただ、当オフィス認定条件にはまだまだ遠く感じました、
よって今回、認定カウンセラーに関して、【該当者なし】です。
私は、認定条件の中に、経験値や高度なスキルを入れませんでした。
努力さえすれば、経験値や高度なスキルは、後から放っておいてもついてくるからです。
正直、下手でも良いのです。
そんな事よりもっと大事な事がたくさんあります。
今回の受験者に限らず、受講生全体に、認定条件の中で大事にして欲しい項目の一つ、【自分の言動・判断に責任を持っている事】を具体的に説明します。
これは、私自身も日々意識している一つでもあります。
まず、自分が何をするのか。
例えば、カウンセラーをするのかしないのか、他に何をするのか。
それが、状況によって気持ちがブレる事。
自分がする事が定まっていない人、状況によって言うことがあっち向いたりこっち向いたりしている人を、私は信用しません。
自分の言動に責任を持っていたら、状況によって考えがコロコロ変わりません。
ただ、考えが変わる事は誰しもあります。
そこにはまた葛藤があり、そこで行う決断には、更なる覚悟が伴うはずです。
また、できない理由などを言うのは、私は言い訳と見なします。
自分ができなかった、結果を出せなかったり、そうなった時のために理由を言う人を、私は信用しません。
講座もカウンセリングも、お金をいただいて行うものです。
クライアントさんや受講生さんには、カウンセラーや講師にどんな事情があろうと、どんな状況があろうと関係ありません。
心を常に安定した状態を保つ努力をする。
それは、心を扱うプロとして当たり前の事だと私は思います。
ある一定レベルの講座、カウンセリングを提供する意識、そのためには、常に、ある程度安定した心を維持する努力が、私は大事と捉えています。
もちろん、常にそうできるかと言えば非常に難しい事です。
無理な場合もあるでしょう。
だからこそ、できない、結果を出せない理由を言うのは、【自分の言動・判断に責任を持っている事】とは言えないと思います。
どんな事情があっても、自分が発語したもの決めたものは、自分が発したもの、自分が決めたものと責任を持つ。
どんな事情があっても、自分が提供するもの、したものの言い訳をしない。
認定を目指している受講生さん達の参考にしてもらえたらと思います。