殻の中にい続ける自分を正当化した末路

仮に、あなたは卵の中にいるとします。

外は見えません。

卵の中のあなたは、自然と成長し、窮屈になっていきます。

窮屈だから卵を破って出ようとする。

これが自然です。

その時あなたは、怖さも感じているはずです。

外は見えないし、出て大丈夫だろうかという不安もある。

それでも、窮屈だから出ようとするのです。

 

一方で、そうしない人もいます。

外が怖いし、中にいたら誰か守ってくれるし許可してくれるから、殻の中に居続けるのです。

その人は窮屈だけど、殻の中の方が安全と判断しているのかもしれません。

 

そういう自分に対して、否定感がないかと言えばそうではないと思います。

自分と同じくらいの人たちは、殻を破って外に出ているのですから、

 

殻を破らないのには、いろいろな理由があります。

 

親がかわいそうだから、

殻から出ると社会で攻撃されるから。

不幸な子供時代を送ったから。

親が毒親だから。

親が怒るから等・・。

 

確かに、それは事実なのでしょう。

ただ、その理由があるから殻を破らないのでしょうか。

 

本当は、外が怖いという自分の気持ちを感じたくないからではないでしょうか。

 

殻を破って外に出る。

それを怖いと感じるのは自然なことです。

 

殻を破っていない自分を認め、殻を破る事の怖さがある事を受け止める。

そのまんまを受け止める。

嫌かもしれないけど、その過程をごまかさない。

 

自分の殻を破らない理由を並べても、殻の中の苦痛は和らぎません。

むしろ、殻の中にずっと居続けることになり、状況は破綻の一途を辿り、自分の苦痛は増すばかりです。

 

 

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