ポジティブな人とポジティブじゃないといけない人
ポジティブな考え方をした方が良い。
そんな事は分かっている。
でもできないんだと思っている方は多いのではないでしょうか。
ポジティブな人たちと比較し、劣等感を持つ方も多いと思います。
ポジティブとネガティブ。
全く真逆のように思いますが、ポジティブに見える方の多くの場合、根底に、ネガティブがある場合が多いのです。
根底にネガティブがあるからこそ、心を走らせ、ポジティブになるのです。
要は、ネガティブを感じたくないから心を走らせるのです。
そういう人たちは、ネガティブな人を見ると心が疼きます。
自分のネガティブさを感じたくないのに、目の前でネガティブさを見せられるとイライラするかもしれません。
だから、ポジティブな人の中には、ネガティブな人に批判的になる人も多いのではないでしょうか。
そういう人たちは、「ポジティブな人」と言うより、「ポジティブじゃないといけない人」と言えるかもしれません。
そういう人たちのポジティブさはハイテンションで、私は、スーパーポジティブと呼んでいます。
ただ、人間の根底はポジティブです。
もちろんそれは、先程のスーパーポジティブとは違い、自然なポジティブさです。
スーパーポジティブは、自覚なくとも本人もきついし周りも疲れます。
自然なポジティブは、本人も周りも楽です。
ネガティブな人は、いろいろ「ネガティブ」という名の荷物を抱えているから、猫背になって目線が下がり、ネガティブになっているだけです。
元々ネガティブな人はいません。
荷物が減れば、自然と目線が上がり、自然なポジティブさを取り戻します。