学校に行く事より、勉強より、あなたの命と健康が一番大事

学校に行く事。

それを当たり前と思っていませんか?

それをしない事は、ダメだと思っていませんか?

それをしないと、未来が暗いと思い込んでいませんか?

学校に行くことは当たり前ではありません。

学校に行かない事はダメな事ではありません。

学校に行っても行かなくても、未来の明るさや暗さに関係ありません。

多くの子どもは、自分の意思で学校に行くという行動を止める事はできません。

子どもは、親の期待通りの自分でありたいと思っています。

子どもは、親の期待通りでない事はするまいとしたり、期待通りではない自分を責めたりします。

「学校に毎日当たり前に通う事」

これも、親の期待していることと捉えている子どもさんは多いのではないでしょうか。

だから、自分の意思で「学校に行かない」という行動をするには、ものすごい勇気と力が必要です。

結果、体調不良等、親が許してくれるような学校に行けない理由を作り、休む事を何とか許可してもらおうとするか、子どもがどんなに頑張っても学校に行けない状態ー何らかの身体症状や「足が動かない」とか「歩けない」等によって、学校に行くという行動を止めます。

「学校に行きたくない」という言葉を発する事。

もちろんこれも、ものすごく勇気がいる事です。

たとえ、学校に行く事が「死」より怖い事であっても。

もうすぐ二学期が始まります。

学校に行きたがっていない様子、元気がない様子、暗い表情等が見えませんか?

もしかしたら、その子は学校に行きたくないのかもしれません。

「学校に行きたくない」と言わないから大丈夫とは、絶対言えません。

むしろ、危険な状態であっても、言えないお子さんも多いのです。

だから、大人が子どもの異変に気づいて欲しいと思います。

子どもさんの様子がおかしかったら、「もしかしたら、学校に行きたくないの?」と聞く勇気を持って欲しいと思います。

どうか子どもさんに、「学校に行く事より、勉強より、あなたの命と健康が一番大事」と言葉で伝えてください。

「言わなくても分かるだろう」は、大人のコミュニケーションの怠慢です。

子どもが言えないのは、まだ未熟だから仕方ないこと。

でも、大人は思っているんなら言えるはず。

ちゃんと言葉で伝える事を省かないで下さい。

その言葉はきっと、この子自身が自分を守るお守りになってくれます。

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