「うつ状態」とは?🙄
人は誰しも、うつ状態になる事があります。
多くの場合は、状況がなんとなく整ったり、自分の中で試行錯誤していたらなんとか回避するでしょうが、どうしても回避する事ができなくなって、職場等に行けなくなったり、通常の社会活動ができなくなってしまう場合もあります。
「うつ状態」とは、自己否定という卵の殻の中に留まっている状態です。
その否定は、存在であったり能力であったり、考え、行動であったり、様々です。
この自己否定の殻は、一人一人にあって、それぞれがたくさんの自己否定の殻を持っています。
この自己否定の殻を元々持っていない人はいないでしょう。
前述の、状況がなんとなく整ったり、自分の中で試行錯誤して回避するのは、その殻がなくなった訳ではなく、その殻を見ないようにしているだけです。
しかし、心が成熟していくと、その卵の殻の中ではとても収まりきらなくなります。
殻を見ないようには、どんなに頑張ってもできなくなります。
それでもその殻の中に無理やり居ようとすると、「うつ状態」になります。
うつ状態になるのは、ダメなわけでもないし弱いわけでもありません。
自己否定の殻に収まる事で社会適応していた子どものやり方をするには、心が成熟しすぎただけです。
大人になったのだから、社会適応のやり方を大人のやり方に変えれば良いだけです。
大人のやり方とは、自分の機能を発揮していく事。
子どものやり方とは、真逆のやり方になります。
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