不登校とは。
不登校。
それは子どもが本能的に無意識に、自分を守る暫定措置です。
とは言え、不登校でいる期間は長くて辛く苦しい期間です。
不登校によって起きる症状は、「自分」を認め、出して行く事で改善していきます。
私は不登校は、反抗期の一つの形と捉えています。
反抗期は、ヒナ(内的な自分)が卵(常識や固定概念等)の中で成長して、きゅうくつに感じる事です。
その殻を自分で破る事が健全な行為であり、人が大人になって行くために不可欠なプロセスです。
不登校を例えて言うなら、卵の中で成長したヒナどりが、何らか事情があって殻を破れない状態と言えるでしょう。
不登校に限らず、反抗期が長期化している場合も同じです。
不登校も反抗期が長期化している場合と同様、殻を破り、自分を出し、周りに許可や責任を委ねるのではなく、最終的には自分で責任を持つ事で、大人の心へと更に成長していきます。
この不登校や反抗期から脱し自分の意思で行動するようになるまでの一定期間、数年という期間、周りの大人の適切な関わり・サポートがあると、悪化しなくて済む場合も多いかもしれないと思います。
また、不登校の場合、健全な学校(社会生活)を取り戻す本人自身が、怖さや不安をたくさん乗り越えていく必要があります。
その期間どうやって関わり・サポートしていけばいいのか。
何らかの一助になれればと思います。
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