なぜうつ状態になるのか①
そんな事、考えた事がある人も多いのではないでしょうか。
実は、人は誰しもうつ状態を持っています。
※ここで言う「うつ状態」は「うつ病」等の病名ではありません。病名は医師の診断の結果つくもので、カウンセラーはその概念基準を持っていません。
厳密に言えば、うつ状態に入るスイッチを持っています。
だから、誰しもうつ状態になり得るという事です。
じゃ、そのスイッチを入れなければ良いじゃないかと思うかもしれませんが、そんなスイッチ、ある事も入れている事さえも知らなかったはずです。
また、従来のやり方を続ける事はもう無理、キャパオーバーになってしまい、勝手にスイッチが入ってしまうのです。
従来のやり方とは、「こうあるべき」を自分に強いる事。
イメージで言えば、お家のブレーカーがありますよね。
あんな感じです。
許容できる電気量を超えると→許容できるストレス(こうあるべき)量を超えると、ブレイカーが勝手に落ちる→スイッチが勝手に入る。
既にキャパオーバーになっている為、自分に強い続けると、うつ状態が続きます。
そうなると、どんなに自分を奮い立たせようとしても頑張ろうとしても体も心も言う事を聞いてくれなくなります。
そして、強いれば強いるほど、そんな自分を責めれば責めるほど、やる気はなくなり、苦しく、うごけなくなります。