カウンセリングのグループワーク(もう一つのカウンセリング方法)

他の参加者がいる前で受けるカウンセリング。
それがカウンセリングの「グループワーク」

「グループワーク」

通常、カウンセリングは「カウンセラー」と「クライアント」の「1対1」という形式で行われます。
当然そこに、観衆はいません。

ところが、敢えて観衆の前でカウンセリングを行うという手法があります。
それを「グループワーク」と言います。

人は皆、自分の力を持っています。
自分で考える力、自分で決める力、自分で行動する力。
そして、自分の未来を変えていく力があります。

しかし現実では、「こうあるべき」や「普通はこうだ」「こういうのが私」といった
「決めつけ」や「常識」、又は、「人の目」等を気にして、自分の力を発揮する事がなかなかできていません。

もっと言えば、自分は本当はどうしたいのか。それさえも分かっていない場合が多いのではないでしょうか。

自分の力を発揮するには、根幹の「自分の欲求」にまず気づく必要があります。
それが分からないと、考えることもできず、決める事も出来ません。

では、自分の欲求に気づくにはどうすればいいのか?

上記の決めつけや常識等の縛りや負担を手放す事です。自由にする事です。

当ワークでは、ご本人が言葉なり行動で発信していない気持ち等を、察してあげるという事はしません。
それは、ご本人に意思があり、その意思を言葉なり行動で外へ出す事がどうしても必要だからです。
自分の欲求や自分の考えに気づくためには、
外から教えてもらうのではなく、
頭で考えて探すのでもなく、
自分を自由にしてみる事なのです。

ワークに参加する事も、その場で自分を自由にする事も、とても勇気がいる事だと思います。
でも、何年もかけて頭でいくら考えても分からなかった事が、その挑戦をすることによって身体で気づくのです。

「ああ、自分はこうしたかったんだ・・・」と。

当ワークでは、自分の力を発揮する事を阻害しているものに焦点をあてたり、自分の眠っている欲求や力が表に出やすいようアプローチしていきます。

<< グループワークの特徴 >>

周囲に観衆がいるという状況下、自分の問題をさらけ出してワークを受けることにより、不思議と心の中で起こっている感覚に気付きやすくなります。
またそれを見ている観衆にも、各々の問題と被る部分がある場合、波及効果が発生し、同様に解決の方向へと促されていきます。

「自分の中で起こっている感覚に気付く」

「自分の『本心』に気付く」

「本心を認める」

「自己成長する」

「楽で、自由になる」

<< グループワークの「ルール」 >>

・この場で聞いた個人的な情報は絶対に口外してはならない。
・一切の批判・否定を行わず、以下の様な個人の価値観の押し付けも行わない。
例)「こうあるべき」といった価値観の押し付け・「普通はこうだ」といった決め付け・
「こうしなければいけない」といった操作性 など
・称賛や評価も行わない。
・参加者は皆「自由」である為、他人に危害を加えない限り、何をしていても構わない。
例)お茶を飲む。お菓子を食べる。寝転がる。うたた寝する。トイレに行く。
どこかに休憩に行く。など

<< メリット >>

・ワークを受けたい場合、自発的に行動しない限りワークを受けることはできない。よって、
参加者一人一人が自発的に行動しやすくなる。
・社会に近い環境(自分の期待通りにならない環境)の中で「自由」を体験しやすい
・人がいるのに、人の目や常識にとらわれなくて良い
・社会ではできない体験ができる
・自分でも気づかない自分に気づきやすい
・自分がワークを受けていない場合であっても、他者のワークを体感する事で、
間接的な効果も期待できる。
・人の中の安全を体感できる
・批判・否定が行われない観衆の空気により「安心・安全な場」となる
・人前で自分をさらけ出す事により楽になり、自由にもなれる。
・カウンセリングを「行う側」と「行われる側」が依存の関係になるリスクが低く、
マインドコントロールも起きにくい。

<< デメリット >>

・複数の人に見られる
・ワーク希望者多数の場合、受けられない事もある。
・対人・コミュニケーションが苦手な人にとって受けにくい

<< グループワークの流れ >>

☆ 個人のカウンセリングの場合、以下の通りですが

・受身でも受けられる
・対人・コミュニケーションが苦手な人にとって受けやすい
・クライアントを主軸にして行われる。
・カウンセラー以外の第三者は存在しない
・「自分がどうしたいか、どうなりたいか」が優先される
・他人の事を考えなくて良い
・他人に知られたくない事を話せる
・カウンセラーによって、「安心・安全な場」が維持される。
・クライアント個人の為の空間
・クライアント・カウンセラーが、依存の関係になるリスクもある。
・カウンセラーによるクライアントへのマインドコントロールが起こることもある。
・社会(自分の期待通りにならない環境)からほど遠い環境。つまり、自分の期待通りに
近い環境。

☆ グループワークの場合は、以下の流れになります。

・グループワークを受けたい人はその意思を伝え、受けます。
人数や時間によっては、受けたい人が全員受けられない場合もあります。
受けたくない方は、もちろん受けなくても構いません。
・人のワークを見る。
・カウンセラー(ここでは「ファシリテーター」と言います)は、クライアントの考え
や行動、更には、他者のワークについての解説は行わず、クライアントが素直に感じ
た事のみ表現する事を勧めます。
それは、実生活における「外的要因」ではなく、自分自身が内面にて潜在的にかけて
いる「リミッター」や「ブレーキ」、「自分自身を拘束しているもの」に、より気付
きやすくなる促しとなります。
・自分の中にある、「こうあるべき」や「普通はこうだ」といった「価値観」や
「操作性」、「決めつけ」等に気づく。
・自分の悩みは、自分の内面の世界で起こっている事であり、「今現在のここ」という
「外の世界」では起こっていない事に 気がつく。
・様々な気づきを得る事により、自由に、楽になっていきます。
・「私はどうしたいのか?」自分を主軸に物事を判断、決定し、行動する。
→ それが「自由にする」という事。
・聴衆への波及効果により、ワークを受けていない人でも間接的に効果を得ることが
できます。

【 グループワークか? 個人カウンセリングか? 】

悩みやトラブル、心理的な症状も含め、起こっている問題は、
「受身」
「我慢」
「思い込みや習慣的な思考」
「社会の価値観や常識」
等によって、本来の心の機能が低下した結果起こっています。
自分の気持ちや意思に気付きにくくなり、身体的な症状として現れたり、目の前の問題
を自分の能力で判断しにくくなったり、行動に自信を持てなくて、どうしても行動でき
ない等、問題・症状の出方は様々です。

それらの問題や症状の改善への方向性は同じです。
私たち人間はそれぞれ、自由である事、自発的である事、価値があり、意思がある
という事。カウンセリングもグループワークも、それらに体が気づいていく作業と言える
かもしれません。
結果、症状や問題が減り、楽になり、本来の力を発揮しやすくなります。

人は、社会という人の集団の中で生きています。社会(人の集団)から離れての幸福はあり得ません。
「社会の中で楽になる事」・「幸福になる事」

そのために、それらを体感していく上でより効果的なものが「グループワーク」です。
一方、個人カウンセリングは、心と向き合う場として、グループワークよりハードルは低いかもしれません。
人の中に入る事が苦手だったり、人の中で自分の内の話をするのに抵抗を感じる方は多いと思います。
とは言え、カウンセラーに心をさらけ出し、受け入れられたり、向き合ったりする事は、いくら相手がカウンセラーと言えども勇気が必要な事であると思います。
カウンセリングを受けていく中、グループワークを体験したいと思ったならば、その時に受ける。
しかしながら、グループワークが嫌なのであれば、カウンセリングを続けていけば良いと思います。

<次回日程> 9/4(日)・9/18(日)・9/23(祝)・9/24(土)・9/25(日)・10/2(日)・10/8(土)・10/9(日)・10/10(祝)・10/16(日)・10/23(日)・10/29(土)・11/3(祝)・11/6(日)・11/13(日)・11/19(土)・11/23(祝)・11/27(日)
<時間> 8:00- 19:00 (予定)
<費 用> ¥6,200(税込)
ワーク開催時にお支払い頂きます。
<場 所> office HAYAKAWA カウンセリングルーム
<お問い合わせ>
直通携帯 090(6899)9765
メール pokapoka516@office-hayakawa.com

オンライン(Skype)での参加も可能です。

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