2019年10月4日 / 最終更新日 : 2019年10月5日 officehayakawa ブログ

「自分ができないのは、教えてもらっていないから」と思っている事はできるようにならない。

今の世の中では、多くの事にマニュアルやハウツー本があります。

子育て、点の取り方、恋愛を成就させる方法、成功する方法、面接の方法、コミュニケーション・・・。

それらも一つのガイドラインとして、役立つ事もあるかと思います。

ただ本当に困った傾向だと感じるのは、自分ができない事を、「教えてもらってないから」が、正当な理由と思い込んでいる人も多い事です。

「教えてもらってないから」と想っているという事は、自分ができない事を自分で何とかしようともしないで、待ちの姿勢で、情報がやってきたり、誰かが教えてくれるのを当然のように待っているという事。

それはその人が、そのできない事を、できるようには決してならない事を意味しています。

なんでもそうですが、特に社会に出れば、誰かが何かを教えてくれる事がないのが前提です。

できるようになりたければ、自分から、先輩や周りの人たちがやっている事からヒントを得たり、自分が経験したり想像したり考えたりして、試行錯誤して自分の答えを見つけていくものです。

そのスタンスがないと、教えてもらったとしても、決して使いこなせません。

そのスタンスがないと、教える側は普通、労力と時間の浪費と気づいた時点で教える意欲が萎え、力を注がなくなるでしょう。

教える側がもし優しければ、貴重な労力と時間を浪費し、あなたにしばらくは頑張って付き合ってくれるでしょう。

その労力は決して報われないのに。

イライラしながら。

逆にそのスタンスさえあれば、教えてもらった事をも有効活用する事ができます。

教える側ももっと力を注ぎ、もっとたくさんの有効な情報を教えたくなるでしょう。

２１～３０点