修了テスト・認定カウンセラーについて
昨日、実践型心理カウンセラー養成講座3期プロフェッショナルコース修了公開テスト、6期トレーニングコース修了公開テストを行いました。
⑴6期生のミニ公開講座テスト
三人の受験者で、それぞれ30分の持ち時間で、「人生脚本」「ラケット感情、本物の感情」「拮抗禁止令、ドライバー」というテーマで行いました。
今まで何度も、ミニ講座や説明を経験してきた三人で、さすが理解度の高さを感じました。
それぞれの工夫も感じ、自分なりに深めてきた感じを感じました。
ただ、一般の人対象としている講座というより、深めてきたものを出している感じでした。
対象者の事が想像できていない、配慮できていない感じがしました。
対象者は、心理学についての知識がない中学生くらい。
当オフィスでの講座や説明の練習の際は、常に、その対象者に向けてのものを準備してもらう事になっています。
心理学に興味があって、自ら学びに来ている人たちと訳が違います。
対象者はどんな状態なのか。
どんな事に関心を持っているのか。
これを伝える事で、対象者の中でどんな事が起こるのか。
対象にこれだけは持って帰ってもらいたいと思う事は何か。等。
そういった事が考えられていない感は否めませんでした。
今後は、その事を考えた上での講座作りをしていってもらいたいと思います。
⑵3期生の公開カウンセリングテスト
三人の受験者が持ち時間45分で行いました。
三人とも、自分の身の丈に合ったアプローチをしていて、成長を感じました。
カウンセリングテストにおいて、私が評価したのは、自分の納得したアプローチ(言動)を一つ一つ行う事。
クライアントさんに合わせず、また、自分の価値観を相手に押し付けない事。
ロープレの時や講座の時どちらかが見受けられます。
確かに、後者より前者の方がまだマシかもしれませんが、結果的にクライアントさんは楽になりません。
厳しいけど、残酷に感じるかもしれないけど、現実を一つ一つ受け止めていく事を促す事で、早く楽になる事が多々あります。
「察してあげる」事は、カウンセラーではなく、お友達でもできます、
カウンセリングを行なってお金をいただくという事は、それなりの結果を出す必要があると思います。
当オフィスでは、優しいカウンセラーより、結果を出せて、安全性の高いカウンセラーを育てたいと思います。
今回の受験者に中で、当オフィス認定のカウンセラーとして認定されたのは、一名です。
🍒羽立 友美さんです🍒
当オフィス認定カウンセラー第1号です❣
まだまだ荒削りで未熟ですが、じっくりと自分の納得するアプローチを行う良いカウンセラーだと思います。
当オフィス同様、よろしくお願いします。