カウンセリングを受けてきた人が、「自分が変わった」とよく言います。

カウンセリングで、本当に変わるのでしょうか。

カウンセリングを受けると、変わるというより、より自然な自分に近づくと言えるかもしれません。

元々のその人があり、その人の元々のものを一ミリも変える事はできませんし、変える事は、カウンセリングの目的ではありません。

みなさんが悩んでいる心理的症状や問題は、その元々のものを押さえ込んだり、否定したり、ない事にした結果起きたものです。

もしその元々の自分を、良いと思うものも悪いと思うものもまるっと肯定できれば、心による症状や問題は起きません。

ただ、そこまではたどり着けなくても、自分の中から出てくるものを、歓迎できない気持ちもある事を認めながら真に受けず流していけば、少しずつ少しずつですが、楽になれます。

なかなか自分では難しいと思いますので、カウンセラーに話してみるのも一つの選択肢です。

また、手法によっては時間をそこまでかけずして、ダイレクトに改善へのアプローチも可能な手法もありますので、カウンセラーにご相談ください。