心は誰に何をされたか知っている😎
暴言・暴力が人にダメージを与えるのはもちろんですが、意外と軽視されがちなのが空気によるダメージではないでしょうか。
人を馬鹿にする。あるいは、排他する。無視する等の空気。
その空気は、確実に相手に伝わり、周りを気にする相手には大きなダメージを与えます。
確かに、言葉や行動でされている訳ではないので、気にしなければ良いという話なのかもしれません。
そんな空気を相手にしなくていい自分になっていく事も、もちろん大事だと思います。
ただ、その空気も、人を歪ませ、生命力を奪ってしまう立派な暴力です。
その空気を発する人は、そんなつもりはないでしょう。
言ってもいないし、実際に暴力を振るっている訳ではないのですから。
ただ、自分の心は間違いなく、その空気を誰に発したか知っているのはもちろん、相手もちゃんと知っています。
空気によって否定されたり排他された事を。
その相手は、その空気を発した相手を決して信頼しないし、繰り返しされると嫌いになるでしょう。
実際に暴力や暴言をされ続けた場合と同じように。
今の日本は、実際に鉄砲玉や刀が飛び交う戦時下ではありません。
社会の中でハラスメントという言葉も当たり前に使われるようになり、暴行や暴言はダメだという認識もされつつあります。
だからこそ、空気による暴力が増えてきたと言えるでしょう。
空気は相手に伝わります。
空気は周りを気にする人にダメージを与えます。
暴言・暴行と同じように。
暴言・暴行と人を否定したり排他する空気。
どちらも同じ暴力です。
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