生理前のイライラ・不安について

◎生理前にイライラしたり不安になったりする方へ

月経前緊張症 ( PMS ・・・ Pre-Menstrual Syndrome )
排卵から月経開始までの時期に現れる身体的・精神的不快な症状

生理前になったら決まって、イライラしたり不安になったり、落ち込んだりするという事がありませんか?
むくんだり、お腹が張ったり、吐き気があったり、頭痛や便秘になったりしませんか?
これらの症状が、生理前2週間以内に決まって起こり、生理が始まると消える症状をPMSと言います。

これらの症状について、「私はいつもこうだから」と、諦めている方も多いのではないでしょうか。

PMSの症状には3つの要因があります。

(1)ストレスや環境の変化などによる社会的要因
(2)女性ホルモンの影響や栄養バランス変調に起因する体質変化などによる生物学的要因
(3)気質や感情の抑圧などによる心理的要因

これら3つの要因が重なり、PMSの症状が発生します。

女性ホルモンの関係上、この症状が起きることは自然な事です。
しかし、症状が重く、日常生活に支障をきたす場合、婦人科にかかるのが通常です。

また、カウンセリングによる、その症状の軽減と予防の効果性は期待できますし、実証されています。

カウンセリングは、ストレスの軽減や感情の発散のみに効果がある訳ではありません。
女性ホルモンと心の関係は密接で、心の状態に応じて、良くも悪くもホルモンバランスが調整されます。

つまり、カウンセリングを行うことにより、女性ホルモンのバランス調整への効果は充分に期待できる訳です。

例えば、かなり多忙な一ヶ月を過ごした時、特にPMSの症状が重かったりしませんか?
ストレスを感じた一ヶ月であったり、生活環境の変化が起こると、生理周期や生理痛に影響が出ませんか?

これは、心の状態が女性ホルモンに与える影響は大きいということを示しています。

PMSだけでなく、他の婦人科系の症状や不妊で産婦人科にかかり、

「ストレスによるもの」 または 「原因は不明」

と診断された場合、婦人科系を扱っている心理カウンセラーに相談してみるのも一つの手段だと思います。

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