死にたいと思っている方へ

 

「死にたい」と思っている方へ

よく、このページを開けてくださいました。

「死にたい」という思いの中、今、どんなに苦しまれている事でしょう。

あなたが「死にたい」と思っているのは、あなたが弱いからでも、あなたが悪いからでもありません。

「死にたい」と思うしかなかった、事情と状況があったからです。

「死にたい」という感覚。

この感覚ばかりが頭を占めている状態というのは、計り知れない苦しみです。

例えば朝起きた時・・・

・「また今日一日を生きなければならない」と生きる事を負担に感じる。
・呼吸するのがやっと、生きているので精一杯という感覚。
・何も考えていない時、何もやっていない時、いつも「死にたい」という気持ちがあがってくる。
・ご飯を食べる事への罪悪感・・・   など

更に、

・頑張れない自分を責める、もしくは、頑張ってない事を責められる。
・家事や日常の身の回りの事、仕事ができない自分を責める、もしくは、責められる。

頑張れる訳がないのです。
日常の事ができる訳がないのです。

なぜなら、
生きるという事で、充分すぎるほど頑張っている状態
なのですから。

しかし、周囲の人は分かってくれません。
いろいろなアドバイスをしてきます。

「死んではいけない」
(そんな事、誰でも分かっています。)

「生きていたらいいことあるさ」
(本当に?その言葉に責任を持ってくれるの?)

「やればできる」
(それをやるために、どれだけ精力を使い果たしてきたか、どれだけ疲れ果てているか、全然分かってない!)

「死ぬ気なんてないくせに」
(苦しみの渦中の人に対する、言葉の暴力です)

ここで、同じ人間として、今のあなたに伺いたい事があります。

あなたの本心は、本当に「死にたい」ですか?
本当は、
自分の本心(生きたい) と
相反する気持ち(死ぬしかない) の間で
苦しんでいるのではないでしょうか?

心の中には、「生きる」という指令を出している本能があります。

例えあなたがどんなに「死にたい」と強く願っても、あなたの心臓は動き続けます。
呼吸を止めようとしても、息苦しくなり、大きく息を吸い込みます。

首を吊ろうとした時、なぜ、人は苦しいとあがくのでしょう。

自分自身の意思で死の道を選んでも、体の臓器一つ一つ、体全体が、生きるために一致団結して動いています。

無理に「死にたい」という意思を貫くため行動しても、「苦しい」などの感覚で阻止しようとします。

体も感覚も、最後の瞬間まで、生きる事を諦めないのです。

もし、あなたの本心が「死にたい」であるなら、私から今のあなたに言える言葉は、何もありません。ただ、切なく、大きな悲しみが私の中にあるとお伝えするのみです。

もし、あなたの本心が「生きたい」であると気づかれたのなら、あなたが生きるための道は、必ずあります。

それでも、「死にたい」と思う自分がいたら、その都度あなたの本心を思い出してください。

あなたの本心は何ですか?
「死にたい」ですか? それとも「生きたい」ですか?

「生きたい」という本心を思い出す限り、
あなたは、決して「死にたい」という意思には従いません。

自分の力を信じてください。

あなたには、自分の命を守るための、充分な力が備わっています。

今のあなたには、支えとなり、一緒にその方法を探し、手伝ってくれる人が必要です。

行政の様々な機関を利用するのも一つの手段です。
また、心理カウンセラーに依頼するのも一つの手段です。
あなた自身が望めば、カウンセリングの心理療法を用いる事で、「死にたい」という感覚を断ち切る方向へと向かう事は可能です。
(※カウンセリングの種類によります。可能かどうかは、直接心理カウンセラーにお尋ね下さい。)

あなたが勇気を持ってこのページを見てくれた事、ホームページを介してではあっても、生きているあなたと出会えた事、心から感謝します。

 

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