「うつ」かもと悩んでいる方

このページを訪問して下さったあなた。
今、つらく苦しい日々をお過ごしなのではないでしょうか。

様々な方法で、「今の自分を変えよう」と努力されている方も多いかもしれません。

色々試しても、努力しても上手く行かず、どうしたら良いか分からないと困惑しているかもしれません。

もしかしたら自分は「うつなのかな?」と不安な日々を過ごしているかもしれません。

「今の状況や気持ち、症状を誰も分かってくれない!」と寂しい思いをしているかもしれません。

精神科や心療内科へ出向くことに抵抗を感じるけれど、「行った方がいいのかな?」と悩んでいる方もいるかもしれません。

今まで自分の中で大きな葛藤を抱え、散々何とかしようと頑張ってこられたのではないですか?
どんなに辛く、どんなに苦しく、どんなに不安だったことでしょう。

今、あなたは・・・

●気分が落ち込む事が多い。
●楽しい気持ちや満足感が得られない。
●罪悪感が強い。
●自分が嫌い。
●自分を責める。
●すぐ涙が出てくる。
●自信がない。
●働く事にすごく努力がいる。
●眠れない。
●すぐ目が覚めてしまう。
●常に疲労感がある。
●ネガティブ(後ろ向き)な事ばかりを考えてしまう。
●上記項目より、もっと重い症状がある。  など

 

この様な症状を感じていますか?

心が疲れたり、傷ついたりなどの「心的要素」が主要因となり上記症状が表われることは誰にでも起こり得ることです。

人によって、自分の心を簡単に癒せる人となかなか癒すことができない人がいます。

その自分の心を簡単に癒すことができない人の中に、抑うつ的な気分のまま現在の症状を抱えてしまう傾向が強い人もいます。

言い換えるなら、それだけ何事に対しても真摯に受け止めてしまうくらい真面目な人が多いと言えます。
(※他に考えられる要因としては、身体的要因である「脳の障害」、「病気などによるホルモン異常」、「薬による副作用」などの場合があります。)

今のあなたには、そういった心を理解して支えてくれる援助者が必要です。

ご家族などが援助者であることが理想的なのですが、現実的には、なかなかそうはいかないケースも多いようです。
もし、その様な援助者が見つからなければ、心理カウンセラーを探して、問い合わせてみては如何でしょうか?

上記症状の様な心的要因が強い場合、通院して投薬治療を受けるまでもなく、カウンセリングを受けることのみで快方へ促していくことは十分に可能です。
(※心理カウンセラーは民間資格です。よって極端な話、”自称カウンセラー”と名乗ることは誰にでもできます。しかし、ここではあくまで最低限の知識とスキルを有していることを前提として「カウンセラー」という言葉を用います。)

一般的に、心理カウンセラーは、ただお話を聞くだけでなく、症状や、問題となっている要因等を分析し、改善を促すアプローチ方法を学んでいます。
もし、現在の症状に対して「どうして良いかわからない」状態であるならば、カウンセラーに電話で問い合わせを行い、現在の症状を簡易的に伝え、「病院に行った方が良いだろうか?」などをその時に尋ねてみるのも一つの判断材料になるかと思います。
電話問い合わせであれば、一般的に無料のところがほとんどだと思います。
また、あなたの疑問や不安を伝え、どの様に快方へ促してくれるのかを聞いてみましょう。
どれほどの安心材料をあなたに与えてくれるのかによって、そのカウンセラーがあなたにとっての援助者として相応しいかどうかを判断してみて下さい。

援助者の存在は、あなたにとって大変大きなプラスになります。
カウンセラーに関わらず、あなたが良き援助者に出会い、あなたのペースで、心の元気を取り戻せる日がくることを切に願っています。

「うつ」のような症状について、以下、少し解説しておきます。

ここに書いてある内容が、少しでもお役に立てればと思います。

◎症状(前述)に対する対処

次のような経験をした場合など、誰にでも普通に起こり得る症状と言えます。
(病気ではありません)

・大切な人やペットとの死別や離別
・離婚や失恋
・失業やリストラ
・転職や異動
・人間関係のトラブル
・病気や怪我
・昇格や降格
・引っ越し
・結婚や出産
・ストレス環境の中で、我慢し続ける  など

このような具体的なことがなく、自覚がない場合でも、知らない間に心が疲弊し傷ついていることもあります。
もしご自分で、心や精神状態に何か違和感を感じたら、早めに精神科や心療内科、もしくは、 心理カウンセラーに相談する事をお勧めします。
風邪等と同じで、早く適切な対処をすることにより、尚早い改善が期待できます。

「うつ状態」は、自分でどうにかしようとしても、なかなかできるものではありません。
色々努力や工夫をしてもなかなか改善されない場合、
今表われている症状は、 自分でも気付いていない心の奥深い部分の「潜在意識」、つまり「心理的な要因」によって表出している可能性があります。
その心理的な要因である「潜在意識」が、自分の意志とは関係なく、気付かない内にあなたを縛り付け、行動を制限し、身動きできないようにしているのかもしれません。
このような「潜在意識」に対して、投薬や心理療法を用いる事で、改善・回復へと向かうことは十分に期待されます。

◎「病院での投薬治療」、「カウンセリング」の選択について

「病院を選択」するか、「カウンセリングを選択」するかは、ご自身の判断が一番です。

・病院を選択

一般的に、病院では投薬治療が中心となります。
医師は診察や問診によって、症状から病名を判断します。
それは、医師の過去の経験や文献などに基づいて、比較的短時間で 診断されます。
その短時間の中で、今までの経緯や人間関係、症状などを伝えなければなりません。
つまり、 「病院に行くこと」 = 「病気」
という認識で扱われる可能性が大となります。
そうなった場合、薬が処方され、投薬治療を行うという流れになります。
基本的に「あなたが満足するだけの時間をかけて充分に話を聞く」という診察は、あまり行われないと思われます。
カウンセラーが常駐している病院も、少数ながらにあるようですが、1~2時間の時間を用意してくれるかどうかは、 わかりません。

 

・カウンセリングを選択

医師が国家資格であるのに対し、カウンセリングは一般的に民間の機関で教育を受け、その機関における民間認定資格が殆どです。
カウンセリングは「治療する」という医療行為ではない為、健康保険や雇用保険などの適用はありません。
よって、一回当たりのカウンセリング料金は、一般的な相場として
5000円 ~ 10000円 などと、高額になります。
上記の投薬治療との違いは、カウンセリングでは、十分な時間をかけて話を聞きます。
一般的に、およそ1~2時間の時間をかけ、その人に応じた手法でカウンセリングを進めていきます。

※カウンセラーの選び方
カウンセリングの手法は、そのカウンセラーが学んできた育成機関によって様々です。
初めてカウンセリングを受けようとしている方が、どのカウンセラーを選択したら良いかという判断はなかなか難しいと思います。
よって、単純に、ホームページなどの情報をしっかり読み、そこであなたが納得できるかどうかが、まず第一歩となります。
その後、実際にカウンセラーへ電話問い合わせを行い、直接会話を行い、疑問点や不審点、カウンセリング手法など、聞きたいこと 全てを聞いて下さい。
その時、あなたがどう思うかが一番の大きな判断材料になると思います。
少しでも違和感や疑問をを感じる様であれば、そのカウンセラーを選択することはお勧めしません。

◎話を聞くことの重要さ(双方の利点)

人間、自分の言いたいこと全てをパッと言うことは、なかなかできません。
話をしながら、言いたかったことを忘れたり、 他の話を優先して、言いたいことを言う時間がなくなったり。
そうかと思えば、違う話の時に急に思い出したり。

よって、自分の気持ちや言いたいことを全部吐き出せるだけの時間は非常に大事と言えます。

考えている「無言の時間」も非常に重要な時間なのです。

「うつ状態」において、当事者が心の中で抱えているもの全てを十分な時間をかけて 聞き出すことは、心に溜まっている「膿」 を出すようなものです。
その「膿」を出すことにより、感情が解放されます。
医療行為においても、やはり話を聞くということは非常に重要なことだと思います。
ただ、現実的に時間の制約が絡んでくるというところが大きな違いとなっています。

話の中からキーとなっているポイントを見つけ、

・その人を縛り付けている潜在意識改善の為の手法などを行い、気持ちが楽になるよ う促し、快方へと導いていくのがカウンセリング。

・投薬治療を行い、改善へと繋げるのが医療行為。

医師には、医師にしかできない様々な治療と言う方法があります。 カウンセラーは、心理的な手法で心にアプローチしていきます。

医師による投薬治療
= 肉体的アプローチ(神経伝達物質の抑制など)

カウンセリング
= 心的アプローチ(心に対して直接の働きかけ)

上記の双方併用
= 肉体的アプローチ + 心的アプローチ

人により、どれが最適かはそれぞれ違います。

※参考「◎心・カウンセリングについてのQ&A集より、Q6.心療内科や精神科に行くべきなのか、カウンセリングに行くべきなの か、悩んでいます

◎注意事項

医師や心理カウンセラーと話してみて違和感を感じたり、不審に思った場合、他の医 師や心理カウンセラーも当たってみた方が良いと思います。
心は、正直に反応します。
あなたの心が違和感を感じたのであれば、その医師(もしくは、心理カウンセラー) は、あなたと合わないのだと思います。
あなたの心が「この医師(もしくは、心理カウンセラー)がいい」と思った人に頼む のが一番良い結果へと繋がります。

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